お疲れ様です。オリーブ金花です。
9月になりましたね~。
暦の上では秋まっさかり。
日が沈むのが若干早くなったので、夕方以降は、暑さも少し和らいだように感じます。
……とはいえ、実際は1日通して、まだまだ暑い。
暑いと言えば、この世界は2024年の節分からは風水で言うところの「第九運期」に入っています。
この九運期は、八卦で言うところの「離(火)」に属してますので、この20年間は五行「火行」のエネルギーが宇宙全体に広がってるちゅうわけですネ。
なので、今後は、もっと華やかで情熱的な時代になると思いますよ。
またバブル来ないかな…
だからこそ、天候がますます熱くなるのも仕方ないちゅうことですね(;´Д`)ハイ。
それでもって「火の気」がほしい人には追い風になって良い時期と言えます。
火の気の弱いあのお客さんやあのお客さん…今からがチャンスですよ(^^)
ただ、火の気が忌神の人はご用心!
命式に火と金があれば、「火剋金」の「金の浪費」問題にも気をつけないといけないですね。
体調では心臓・眼・血管・肺・呼吸器・腸あたりにお気をつけください。
あ、ワタシのことでしょうか…(苦笑)

皆さま、この夏はどうお過ごしでしたか?
夏バテしてませんように。
最近の私はというと、前回のブログでも書きましたが、夏期休暇中も通常の休日もず~と新居の掃除です。もう掃除作業するってのが日常化してるせいか、会社でも作業着でいます、ウフフ。 ( *´艸`)フフフ…一度、羞恥心を捨てたら楽でしかない♪
さて、そんな事はどうでもいいとして(;^_^A
本題です。
皆さん、「運が良くなるためにはどうしたらいいんだろう?」と日々お考えだと思います。
四柱推命?風水?気学?家相?それともスピリチュアル?
ん~いったい何が「効く」んだろう?
その前に「人生」の構造はどこがどうなって、不幸になったり幸せになったりするんだろう?と疑問に感じたことはありませんか?
え?そんなこと考えるの私だけ?
でも、思うんです。「色々やってるのに全然うまくいかない」と思う人は、実はこのあたりのメカニズムがよく理解できてないせいもあるんじゃないかって。
というわけで、今回はこのあたりを詳しく説明させて頂ければと思います(^^)
まず始めに。
私は「人生」と言うのは、「二つの側面」を持っていると考えています。
そう。「変えることができない50%」と「変えることができる50%」です。
以前どこかで「宿命7:運命3~4」くらいだと書いた気もしますが、すいません意見変えます(;´Д`)
このパーセンテージは50年間の体感と占い師経験から出しました。
だいたいこんなもんじゃないだろうかと。
そうね、きっと異議がある方もいるでしょう。
しかし、占術もそうですが、哲学的思考なんてのも人の数ほどありますから、皆が一緒の考えである必要なんてどこにもありません。
GPTがいかに賢くても、占いジャンルではしょっちゅうチンプンカンプンな答えを出すのはそれくらいはっきりしないジャンルだからです。
つまり、答えは一つではないということ。
そのことを忘れてはいけません。
なので、これ以降読む人は、どうぞ大きな心を持って読んでくださいネ!
さて、話を戻しましょう。人生は50/50。
以下、「宿命50%」「運命50%」と呼びましょう。
これらを一旦整理してみると以下になります。
★宿命 ― 生まれながらに与えられた条件=50%
宿命とは、生誕の瞬間にすでに定まっている諸条件を指す。
たとえば
-
遺伝的要素:身体的な特徴や資質、性格の傾向、疾患リスクや才能の萌芽など
-
時代的要素:生まれ落ちた歴史的・社会的背景や経済状況
-
環境的要素:家族や家系、出生地の文化的基盤
いずれも個人の意志によって変えることが難しく、人生の「基盤」として作用する。
東洋思想では、こうした宿命が人生のかなりの部分を形づくると考えられてきたように感じます。
これらは「生まれながらに与えられたもの」であり、私たちが直接変えることはできません。
例えば、私たちは「親」を選ぶことはできません。
生まれてくる「国」を選ぶことはできません。
生まれてくる「年代、日、時間」なども自分では決めることはできません。
今は日本でも「計画出産」というのも多いそうですが、たまたまそういう親御さんのところに宿ったわけだから、出生日時を決められているようで、実際には決められていない。
私は出産経験がないのでよく分からんのですが、計画で日時を親側が考慮したとしても、その年、その月に宿ったのは、「偶然であり必然」ですよネ?
このあたり、「今から生まれてくる命」本人自身は何ひとつ選択肢がありません
巷では「その親を選んで生まれてきた説」が根強く語られていますが、個人的には眉唾ものだと思っています。
でも否定はしませんよ、そんな考えもあるんだな~という感じです。
じゃ、大事なことなので、もう一度言います。
その家系に生まれてくることは「宿命」です。
背負う「因縁」も「宿命」です。
おそらく「寿命」もおおよそ決まってます。
となれば、「命の流れ」も決まっていると考えられます。
これは「四柱推命」の言うところの「大運」と言えるかもしれません。
確か、「四柱推命」がこれだけ優れていると言われるのは、その方の体質から宿命の流れまでを解読できる学術だからだと古書にも書いてありました。
おお、なるほど、納得ですワ。
…でもサッ!
それでも、予測できる命の流れは、たかが「50%」に過ぎません。
いや、厳密に言えばうまく解読できたとしても、30%ぐらいかもね?
だって、50%の宿命全て分かるなんて、とってもおこがましいじゃん?
あなたの人生は学術で全て分かりきれるほど単純ではないでしょ?ネ?
…ちなみに「運命」はこの「宿命」の性質から考えて30~40%ぐらいの確率で予想できるかナ~。(行動など)
あと「過去世」なんかも「因縁」と同じようなもので、変えることができない「宿命」と言えますよね。
「催眠療法」などで「過去世」を知る(知るというか頭でイメージできるように誘導させるというか)ことができたとして、それで現在の悩みを癒すことができたとしても「過去世」自身が変わるわけではありません。
何をどうしても「過去」は変えられませんから。
だから過去世も「宿命」と言えるでしょうね。
〇運命 ― 自らの選択によって形づくるもの=50%
一方で運命は、与えられた宿命を土台として展開される「可変的な領域」とされる。
具体的には
-
環境の調整:住まいや土地の選択、風水や家相による配置の工夫
-
行動の選択:暦術や気学をもとにした方位や時期の活用
-
心身の修養:瞑想や気功、呼吸法などを通じた自己調整
これらは個人の意思や行動に依存し、自由度が高い。
宿命が「変えがたい制約」であるのに対し、運命は「行動次第で広がる可能性」として理解できる。
最終まとめます。
親兄弟は選べません。
でも、今一緒いる人は選べます。
出身や生まれる時代は選べません。
でも、今住む場所は選べます。
仕事も今の時代は選び放題です。(就ける就けないは別として)
世界を変えることはできません。
でも、自分の世界(環境)を変えることはできます。
生まれもった体質を変えることはできません。
でも、病院に通ったり、生活環境を見直したりすることで改善は見込めます。
確かに、この世の中は理不尽なことばかりです。
ひどい親元に生まれてくることもあれば
戦争中に生まれることもあり
貧困に生まれてくることもあれば
五体満足に生まれてこれない場合もあります。
嘆いても神も仏もどうにもしてくれません。
それが今世の天命なのです。
スタートラインの状態はどうしたって諦めるしかないのです。
ところで、私の弟は知的障がい者です。
一度、母に「もっと賢く生まれたかった」と言ったそうです。
彼は彼で辛いんでしょう。
彼の生活改善については、いつも私と母の意見がぶつかり、結局ここ数年、何も改善できてないような気がします。(さすが、庚の鉄の女。頑固です…)
ただ、この母から生まれてきたのもまた彼の宿命なわけで。
私がギャアギャア騒いだところで、どうしようもない事象なのかもしれません。
姉の願いとしては、この気にいらない環境の中でも楽しみをひとつでも多く見つけていければと願うばかりです。
弟よ、能力はどうであれ、お前次第なんだよ(-_-;)
また、私の兄は彼が17歳の時にバイク事故で亡くなりました。
兄が生きていれば私の人生ももっと違った形になったでしょう。
バイク乗ったのが悪かったの?
早朝にバイト行ってたのが悪かったの?
死ぬほど嘆いたとて、どうにもならなかったし、何をどうしても、兄の寿命はあの「17歳」だったのかなと今なら思えます。
これはどこかで話したかもしれませんが、幼い私のふる~い記憶なのですが、叔母が占いだが霊能だかにハマった時期があり、実家の家系を調べてもらったところ、先祖が大昔に高利貸しだったようで、恨みを持った人から呪いをかけられてるとか言われたらしい。
今思っても、だから何だよ状態。
それが事実かどうかは分かりませんが、知る必要もないように感じます。
これは感覚でしかないのですが、その呪いを仮にどうにかできたとしても、結局兄は18歳で亡くなる宿命だった気がするのです。
あるいは、弟が健常者になれるのでしょうか?きっとその可能性もないでしょう。
オカルト好きである私ですらそういう考えしかできませんね(-_-;)
さて、これは私の家系の話ですが、まわりを見ても「いったい何の呪いよ」というくらい奇異な宿命を辿っている方々が本当にたくさんいます。
何度も言いますが、このあたりも含め「天命」なのです。
変えられないのです。
「神」がそう定めたならば、私たちはただそれに従い、その命のキャパでせーいっぱい生きるしかないのです。
あれだけアメージングな陰陽道や密教の本にも「努力」という言葉はよく出てきます。
願いが叶う叶わないかはまず置いといて、必死に「挑戦をすること、努力する」こと。
そう、それこそが最も尊く、吉運を掴み取る「最低条件」なのです。
そして、トップの経営者も、哲学者も、はたまた宗教家も、最後には必ず最後のほうに「人のために何かをする」「誰かのために必死に努力する」ことを推奨しています。
おそらくそれで生活がより良く運気が向上するのでしょう。
今は「第九運」、第九運火行は「共感」。
そして「愛」。
この火運である「第九運期」の今時期は、益々「自己欲」だけでは生きていけない世の中になるんだろうと想像します。
そういや、自分のことばかり考えている人っていつもしんどそうですよね。
ちょっと相手の気持ちを考えるだけで、持ってる悩みもずいぶん楽になると思うんですけどね(;^_^A
さーて。
皆さんなら、この「自分次第で変えられる50%」をどう使いますか?
確かにいろんな問題や環境があって、すぐにはどうにもできないこともあるでしょう。
でも、それはあなたの都合であって、「絶対不可能」な理由にはなりません。
重要なのは、「宿命」を受け入れる一方で、「運命」を主体的に調整していく姿勢です。
その二つのバランスを意識することが、「調和ある生き方(バランス良い生活)」への鍵となるのではないでしょうか。
さあ皆さん、これからどう動きますか?
決めるのはアナタですよっ(^^)