最後まで美しかった川島なお美さん

今回は、2015年に惜しまれつつも胆管癌でお亡くなりになった川島なお美さんの鑑定になります。

川島なお美さんと言えば、「女子大生」ブームの代表格的な人、「お笑いマンガ道場」、「失楽園」のイメージ。あと愛犬家とワイン好き、と言ったところでしょうか。

非の打ちどころがない美女で賢いんだけど、どこか少女っぽいところもあり、そのあたりの「親しみやすさ」が、非常にモテただろうな～。

日柱は「壬寅」なので、それも納得ですね。

私の頭の中では、「お笑いマンガ道場のキレイどころ」、「ダックスフンド」「ワイン」と言えば、まっさきに川島さんを思い出します（笑）

▼川島なお美▼
1960年11月10日 19:48　愛知県 名古屋市

泄星・木1　財星・火1　官星・土1　印星・金2　自星・水3
空亡＝辰巳

★大運★
0～0　丁亥 干合支合
1～10　丙戌
11～20　乙酉 七冲
21～30　甲申
31～40　癸未
41～50　壬午
51～60　辛卯 空亡
61～70　庚辰 空亡

大運はさほど恵まれてるわけではありません。おそらく芸能界でも浮き沈みがあり、ご苦労もされたでしょう。
（このあたりが新垣結衣さんとは違うところですね）

さて、11月生まれというと季節は冬ですね。
この生まれ時間が本当に正しいのであれば、非常に強いパワーを持った壬です。

そして、日支の「寅」は、本来ならば、月支の亥と支合して強くなるはずなんだけど、どうにも時干と年干にある印の庚が強すぎて、「木」の強化ならず・・・と言ったところでしょうか。
日主「壬」と月干「丁」も干合ではあるんですが、この命式の場合、五行は「木」に変化しません。

強すぎる壬は大洪水みたいなもので、おそらく性格もズル賢く、要領はいいけど、基本、人の話は聞かず、無鉄砲で、何かというと、周りをまきこみがちだったのではないでしょうか。

命式的には内格でとるならば、大洪水を止める土（あるは木）が必要。
月柱は天干が「丁」じゃなく「丙」だったなら、どうだったかな？なんて考えてみたけど、火が強くなっても木のパワーが吸い取られるし、「丙」だと月干と干合しないから、結婚運も良くならなかったでしょうし。
（地支の「亥」と「寅」の支合もしかり）

川島さんの場合、圧倒的に喜神は「木」ですね。
あとは「土」（重い土、湿土は×）。

そして忌神は「金」「水」。
しかし、「壬」は月柱の「丁」と干合して「木」なるので悪くはないでしょう。

ここまで分かると、印である「金行」が、喜神である「木」を剋す時期というのが、最も気をつける時期だったのがよく分かります。

また、「木」は「肝臓」を表しますから、金行である「アルコール（ワイン）」というのも、良くない組み合わせでした。

しかし、ワインというのは、置いておくと「酸っぱく」なります。

少量であれば、「肝臓」の薬になったことでしょう。

しかし、少量でなければ、アルコールは「金行」と「水行」の強化につながります。

お亡くなりになった時期は大運天干「辛」の9月ということで「酉月」。
（2015年は「乙未」ではあるんですが、乙では弱いかな）

色々「金行」が重なった時期だったのでしょう。

・・・もしも生前、川島さんが「四柱推命」で自身の命式を知ってたら？

思うに、それらを川島さんが知っていたとて、我慢することなく、飲みたいものを飲んだような気もします。（性格的に）

それも天命ですよね。