お疲れさまです、オリーブ金花です。
このブログだけは今年中に!とおせち作りながら
大晦日に書いてます、ハアハア(*´Д`)
さて、前回の「通変星」続きです(^^)
まず…「通変星」で人物を見る時に総合的判断を分かりやすくまとめたのが「格局論」というんですけど、これは結構いろんな条件が流派によって違うようなので、あんまり簡単にこの言葉を使用しない方がいいような気がするんで避けときます(;´Д`)←小心者…
で、格局でも使われてる月支の部分、そこを「月支元命」って言うんですけど、この言葉を使いながらちょっと説明をしていきたいと思います。
この言葉ならセーフでしょ(^^)
ちなみにね、この「月支元命」にある「通変星」っていうのは、その人の軸となる部分と言われておりますので、人物像を見るのにうってつけの場所になります。
もちろん日干も「自分」を表しますけどね!
ではまず「自星」、比劫星の「比肩」から
「比肩」はその名のとおり「同じ位置に肩をならべる」という意味がありますから、自立、自尊心の星になります。
いわゆる「俺が俺が」って感じで前にガツガツと出てくる様な?そんな感じと言えばイメージしやすいかな?
また、この星は自分自身、兄弟、友人、同僚、ビジネスパートナーを表しております。
月柱に強い「比肩」がある方は、兄弟にパワーがあるので、「兄弟が親の跡を継ぐ」という意味にもとれるでしょう。
そして、「月支元命」に「比肩」がある方の性質というのは、一般的に頑固で負けず嫌いの性質になります。
どうしても我が強くなるので、そのせいかちょっと意地っ張りな方が多いというのも特徴です。
この「比肩」が強い人の命式に「偏印」や「印綬」があると、少々凶暴性というのが出てきちゃうので、対人関係のトラブルに発展するなんてことも少なくありません(;´Д`)
ただ、そうは言っても命式に「偏官」があれば、この強烈な「比肩」パワーっていうのを抑えられます。
あるいは、「食傷星」があってもパワーを漏らす事ができます。
これらの星がある方は月支に強い「比肩」があっても、パワーをうまく抑えたり、漏らしたりできる、何かとバランスの良い人物になるでしょう(^^)
そして、相性の悪さで言うと「比肩」は「偏財」を剋しますから、相性は良くありません。
「偏財」が「比肩」と同じ柱にある人というのは、「父親と縁が薄い」か、「父親に何かしら問題がある」可能性が高いと見ます。
「比肩」と「財星」、そんなに相性良くないのか~と思われそうですが、「比肩」にとって「正財」があるのは、そんなに悪くはないんですよ?命式にある時は良い作用があるパターンも少なくない。
ただ、身旺の方で、巡る運気で「正財」が来ると、男性の場合は「夫婦間の問題」が発生するという可能性がありますので、この辺は気を付けてください。
嫁を大事にしろよ~(^^)/
また、強い「比劫星」の命式っていうのはね、「比劫」が巡ってくる時期は、やっぱり「財」の問題が出てきます。
ですので、この時期も「金銭面」や「家庭面」に十分気をつけた方がよろしいかと思います。
リスクが高い博打はやめようネ・・・
では次は「自星」、比劫星である「劫財」について
「劫財」が「月支元命」にある方の性格というのはあんまり「比肩」と変わらないところがあるのですが…。
ただね、「比肩」が、まだちょっとまっすぐな性質だとすると、「劫財」っていうのはね、ちょっと偏屈と言うか、意地っぱりがより一層が目立つんですね。
単純じゃない…というか、「一筋縄ではいかない人物」になると言えばいいのかな? まあ、なんにせよね、自分の「損得勘定にすごく敏感」だから、損をするのがすごく嫌な人になります。
ただ、「比肩」よりは立ち回りは上手かな?
なぜなら、自分が損したくないから、損になるような態度っていうのは取らないんですよね。
また、「劫財」は、2つぐらいまでは問題無いかもしれないんだけど、3つとか4つとかになると、かなり人格的にも冷たいと言いますか、情の無い性質になる可能性があります。
例えば、人を裏切っちゃうみたいな?そういう性質も出てくるかも…?
まあ、でもバランス次第ってとこありますけどね(;´Д`)
また、「劫財」は「ギャンブルの星」とも言われていますから、確かにそういうギャンブル的要素があるものに興味を持ちやすくて、能力を発揮しやすいという傾向にもあるんですけど、でも「劫財」は「正財」を剋しますから、あんまりギャンブルにのめり込むというのはお勧めできませんね(-_-;)
っていうのも、一気にね、この自分の資産(正財)というのを、パッと散らすという可能性が大いにあるんですから…このあたりは慎重にならないといけませんね。
なもんで、劫財メインの性質の人にギャンブル勧めるのは危険ですよゥ(;´Д`)
あと、男性に関して言うと、「正財」っていうのは奥さんを表しますから、やっぱりこの「奥さんとの関係」っていうのは気をつけた方がよろしいかと思います。
パワハラなんてもっての他!!
とはいえ、「正官」が命式にあれば、この凶作用というのも和らぎます。
あとは「干合」したりとか、「支合」しても「合をむさぼって剋を忘れる」って言いますからね。
その場合も「正財」を剋くする作用っていうのはだいぶ無くなります。
まあ…これくらいパワーがある星は、たくさんあれば、「合」したり「支合」したりして無くなってしまった方がいいですよね?
そんなこともありますので、一概に怖がらなくても大丈夫です。
案外お持ちの「劫財」も、影響が薄いかも?
ちなみに私も「月支元命」が「劫財」ですが、空亡してますし、同じ柱、つまり天干が「正官」なので、だいぶ弱い「劫財」です。
そのせいか、言うほどギャンブル性は持ち合わせてませんし(たぶんw)、そこまで冷たい人間では無い(はず)ですが、損をするのが大嫌いというのは避けては通れない性質のようです(;^_^A
これもちなみに、ですが、この「正官-劫財」の組み合わせは、確かに「劫財」パワーは抑えられるけど、同じ柱にあるのはさほど良い意味を持ちません、まっそんなもんですネ、人生は…(´;ω;`)
次は「漏星」、食傷星の「食神」
「食神」は「財星」を生む星なので、昔から「福星」って言われておりますよね?
もしや「財星」よりも裕福で豊かに生きられる星とも言えるかもしれません。
「食神」は、食べるのに一生困らない運気を持ち、健康長寿、平和、女性の場合はお子様を表します。
「月支元命」に「食神」があり、「剋・沖・空亡」が無ければ、体型はぽっちゃりしてて性格も大らか、サービス精神があって対人関係も良好と言えるでしょう。
そして何といっても食べるのが好きなんですよね。
このタイプの方は舌も非常に肥えています。
あと、美しいものにも敏感です。
そして、自身を表現したい、生み出したい!っていう欲求があるので、芸能界とか、芸術家に最も適しているとも言えます。
でね、「食神」というのは「財星」とすごーく相性が良いんですよ。
もし、この「月支元命」に「食神」があって、他の柱に「財星」あると、人格的にもすごく優れた方になるし、「財運」っていうのもすごく豊かになると言われております。
さて、こんな感じで、確かに「食神」というのは一般的には「好ましい星」ではあるんですけど、こんなふうに良い作用っていうのを持続するには、なかなか条件が厳しいんですよね。
つまり結構な「デリケートな星」と言えます。
ちょっとでもこの星に「傷」が入ると、生命の危機すらあるという事を忘れてはいけません。
だから「食神」というのは「剋・沖・刑・破・空亡」などを必要以上に嫌うんですよ。
あとはやっぱり、最も「食神星」の敵と言われているのは、「食神」を真正面から剋しにくる「偏印」ですよね?
この組み合わせがある命式は何かと「難」を生んできます。
とはいえ、その場合でも「偏印」を剋す「偏財」が命式にあれば問題ありません。
「偏印」の運気が来たとしても、さほど影響は無いように思います。
この「偏財」が強ければ尚◎!
あと、この「月支元命・食神」の方っていうのは身旺の方の方がいいっちゃいいんですけど、ただ命式に「財星」があり、その上に「比劫星」が多いっていうのはちょっと考えものではあります。
「比劫」は「財星」を剋しますからね。
そして、四柱推命というのは何でもバランスです。
「食神」がいくら良い星だといっても、多すぎればそれはあまり良くない意味となります。
例えばね、「食神」が多すぎると、楽しいことを追い求めすぎて、ちょっと人によっては色狂いしちゃうところがあったり、「労働」するのがマジで嫌になったり…まあ「食神」を表現する意味の最強悪い版になるとでも言うんですか?
あとは体力を失われがちなので、体調を崩すということも少なくありません。
この「食神」が多い方には、「印綬」が良いかと思います。
命式に「印綬」があれば、この「食神」が仮に大過したとしても、「悪い影響」というのは出てこずに済みそうな感じですね(^^)
では、次も「漏星」、「食傷星」である「傷官」について
「傷官」は吐き出すパワーっていうのがとにかくすごいんですよね。
どれくらいかというと、気力とか体力が漏れて漏れて仕方ないぐらい。
つまり、パワーを外に出しまくる星なので、まあ、何かと激しくなりがちと言えばいいのかな?
この「月支元命」に「傷官」があると、頭はとにかく良いのです。
そして才能っていうのが、すごく出やすい方になると思いますが、その性格っていうのはちょっと偏りがあると言いますか、束縛もとても嫌いますし、円満には欠けるところがあるんですよね(-_-;)
あと、「傷官」の方というのはおしゃべりな方も多いですよね?
それも、分かりやすい特徴かと思います。(特に天干に出ればおしゃべりさんの確率が非常に高い)
こんな感じで、なかなかインパクトの強い性質を持っていらっしゃる「傷官」の方ですし、「正官」を剋しますから、「(女性の場合は)夫」や「職場」の影響は少なからず出る可能性があります。
それでも、命式に「財星」と「印星」があれば、問題は表にです、普通にお勤めしていても、円満に勤め上げることができるでしょう(^^)/
そして、「月支元命・傷官」の方の性質ですが
この「傷官」が何の「五行」かでちょっと性格も違ってきます。
例えば「日柱木行」で「月支傷官が火行」の方っていうのは豪快な性格の方が多くて、浪費家、でも美男美女の方が多いというのが特徴です。
あと、「日柱火行」で「土行が傷官が土行」の方っていうのは割とおとなしい方になりますし、あと、「日柱金行」で「月支傷官が水行」の方っていうのは賢くて、これまた美男美女が多い方になります。
あと、最初の方に「傷官」というのは体力が失われるぐらい気力や体力というのが漏れるというふうなことを書きましたが、「月支元命が傷官」の方っていうのは、頑丈そうに見えても、やはり持病があるタイプの方が多いようです。
なので、身旺の方の方が好ましいかな?と思うんですが、あまりこのタイプで「比劫」が強すぎると言うのも「強烈な性格」になりそうになるので、ちょっと考えもの。
そうなってくると絶対人生波乱になっちゃうしね(;^_^A
それと、「食神」と違って「傷官」というのは、ちょっとくらい剋されても逆に良いかもしれません。
例えば、「偏印」とか「印綬」が命式にあったとしても、さほど大きな問題にはならないんですよね。
そこが、言ってみたら「食神」との大きな違いではないかと思います。
とはいえ、「傷官」も「刑・沖」などは普通に嫌いますよ、やっぱ(;^_^A
次は「財星」である、「偏財」について
「偏財」は「流通の財」、そして「父親」を表します。
「正財」がコツコツ貯めたお金ならば、「偏財」っていうのは、さほど苦労せずに入ってきたお金という風に取れますね。ま、ちょっと極端ですけど(;^_^A
なので、「偏財」の多い人というのは財を得ても、結構流れやすいっていうのが特徴です。
ただ、「月支元命」もそうなんですけれども、地支にある「偏財」っていうのはお金に執着するところがあるので限りではありません。
案外ケチかもよ(´Д`)?
逆に、天干に「偏財」があれば、お金に関しては軽視する傾向にあります。
つまり、「金は天下の回りもの」的な考えですね?
まあ、こういう考えも行き過ぎると危険って話ですよ(;^_^A
とは言っても、やはり「財星」ですからね。
この「偏財」も「正財」と同じように「福星」であるっていうのは事実なんですよ。
そして、「大きな財」を築く人っていうのは、「正財」の人よりもやっぱり「偏財」の人ではあるんですよね。
「偏財」って「運用の星」じゃないですか。
やっぱ、世間が言うように、お金っていうのはある程度流していかにゃ、大きく入ってこないものかもしれませんね。
まあこのあたり「財星」無しの私が言っても説得力無いかもですが(‘_’)
さて、「月支元命に偏財」がある方の性格なんですが、簡単に言えば、人生を楽しんで生きたいという、そういう感じの方ですね。
だから、基本、楽しい方が多いですね、飲みに行くのも好きだし、遊びに行くのも好きだし、人と喋るのが好きっていう、そんな感じのタイプ。
あと、親切だし、他人の面倒もよく見てくれるし、なおかつ恩せがましくもないから、よく人に好かれると思います。高確率で人気者♪
あと、「身が軽い」って言えばいいのかな?
あっち行ったりこっち行ったり、引っ越しもすごく多いタイプじゃないでしょうか?
さて、そんな「偏財」の最大の敵といえば、やはり「比肩」になるんですよね。
「比肩」のところにも書きましたが、「偏財」っていうのは基本的、「父親」として見ます。
だから、「比肩」と「偏財」が同じ柱にあるということは、「父親に問題がある」というふうにに見ることができます。
あと、「月支元命・偏財」の人っていうのは、例えば営業能力とか、人あしらいとか、基本的には長けている人だと思うんだけど、これがまた「比肩」があると、さほど要領良い方ではなくなる….そういうふうな意味にもなるでしょうね。
まあ、こんな感じで、「比肩」が来ると、本当に怖いところはあるんですよね、「偏財」にとって。
また、「財星」というのは「身旺」であるからこそ、「財を操れる」と言われ、財運豊かになるには身旺である事が第一条件ではあります。
だけど、この偏財メインの命式で身旺の方がさらに「比肩」が巡ってくる時期っていうのは、逆に「財」に対して大損するという可能性もあるので、十分に気をつけないといけない時期になるかと思います。
とはいえ、その場合も「官星」が命式にあれば難は逃れられる可能性があります。
というのも、「偏財」を起こす「比肩」を「偏官」が剋してくれるからです。
ま、「正官」でもいいですよ?
とにかく、「比肩」があれば、「官星」が良いです。
そして、「偏財」は「正財」と同じく「刑・沖・破・害」を嫌います。
あとは「偏財」にね、「空亡」とか「沖・剋」があると、人格的にもちょっと落ちるというか、何かと信用に欠ける人物になるし、あとお金も入ってくる分だけ、散ってしまう、そういう傾向にあります。
次は「財星」である「正財」について
「偏財」などは「外から流れてくる財」という感じなんですけど、「正財」というのは、自身がちゃんと労働して得た「正統な堅い財」という感じ。
男性なら「異性、奥さん」を表し、男女とも「家庭」を表します。
この「正財」が「月支元命」にある方は、基本的にはちゃんと頑張れば財産を作れる人、誠実で曲がったことが嫌いという、とても実直な方になります。
しいて言えばね、あまり真っ直ぐすぎるので、駆け引きがあるような世界というのには馴染まないんですよね
まあ、言うても馴染まなくてもいいんですけど(;^_^A
でもホラ、世の中ってまっすぐした道ばかりないですからねえ?
さて、「財星」って本当にありがたい星ではあるんですけど、ただ「身旺でないと財は操れない」っていうふうに言われてるように、身旺でないと、なかなかお金がうまくまわりません。
例えて言うなら、この「正財」が「月支元命」にあったとしても、身弱であれば、金持ちそうに見えても、内情っていうのは結構質素というか、そこまでお金を持ってない、そういう傾向にあるということですね。
または、優柔不断になりやすいという特徴があります。
あと、「正財」は「天干」より「地支」にあった方がいいですね。
「正財」というのは「個人の資産」なんで、あんまり表に出す(天干)と持ってかれちゃいますからね。
堅くきゅっと守るために地支にあった方がいいと言われております。
そうそう、「正財」っていうのは「正官」と、とても相性がいいんです
命式に2つ揃えば「財官双全」という貴命になりますしね。
※「格」がちゃんと成立するにはある一定の条件があります
あと、相性が良いのは、やっぱり「食神」ですね。
「財星」と「食神」の星が命式にあれば、そして状態が良ければ最も福が多くなる命式と昔から言われております。
とはいえ、「正財」は「食神」に続ぐ良い星と言われておりますから、「食神」同様、「刑・沖・害・破」というのも嫌いますし、「十二運」の「絶」や「死」しっていうのも嫌います。
このあたりにバッティングすると、凶作用というのは免れないかも?(;^_^A
あと、相性悪いのは「正財」を剋してくる「劫財」ですね、やっぱり。
この2つが同じ柱にあると、財は成し得にくいと考えられます。
その上に、「印綬」が命式にあったりとかすると、この「印綬」が「劫財」を助けちゃうので、「劫財」がもし命式にある場合は、「印綬」っていうのもあまり良い動きをしません。
でもね、この「劫財」にはやっぱり「正官」なんですよ。
その場合でも「正官」があれば、「正官」が「劫財」を剋してくれますから、先ほど説明した凶作用というのも抑えられます。
あるいはこの「劫財」が合してくれれば難を逃れる可能性大!
こんなふうに消えちゃったほうがいいですよね。¥?
とは言っても、「財星」が多い「財多身弱」の方っていうのは「劫財」あってもOKですよ。
っていうか、逆にあった方が良い!
なので、この辺は本当ケースバイケースです!
命式の度量次第なんで、お間違いなく。
あと、「正財・偏財」が命式に多い方というのは、「家庭に難がある」と言われております。
が、その場合でも「官星」があれば、「官星」が「印星」との「接続」の役割をしてくれますので、凶作用というのはうまく流れていく可能性大です!なのでご安心を♪
まあ、その場合は「印星」もあれば、確実に良い!と言えるけどな~
次は「官星」、「偏官」について
「偏官」というのは「比肩」から数えて7番目にあたり、日干にある「比肩」ををガツン!と剋す、ちょっと強烈な星というイメージがありますよね?
別名「七殺」とも言われており、男性は「子供」、女性は「夫」を表します。
まあ、これね、「正官が夫」、「偏官は間男」という表現もあるけれども、命式に「偏官」だけで、「正官」がなかったら、「偏官」も「夫」として見ていいと思います。
さて、あまり、良い印象が無く、怖がられている「偏官」なんですけど、「食神」、「傷官」、「印星」などがあれば、逆に良い効果を生じるということもありますから、一概に嫌うというのはナンセンス。
確かに、「月支元命が偏官」の人というのは、行動的で権力力が強く、独裁者タイプで、いわゆるワンマン気質の方になるところがあるのですが、とても成功者が多いというのもまた事実です。
「偏官」というのは、他に「官星」が無く、月支に1個だけというのが理想的ですね。
「時柱」にも一個というのも良いのですが、その場合はお子様縁が薄くなります。
ま、どっちにしても命式に「一個」がベスト。
そういえば、「偏官」は「印星」と相性いいんですよね。
どちらかといえば「印綬」の方がより相性が良いと思います。
この「月支元命・偏官」の人に、「印綬」があると、芸術方面、例えば作家やデザイナーなど、そういう方面で成功を収める可能性が高いと言われております。
あと、逆にこれらの星がないとちょっと調子に乗りやすいというか、実力以上に自分を高く見る面もある感じなので、人格的には落ちちゃうかな~という感じ。
それと、やっぱり身旺の方がよろしいかと思います。
「比肩」を強烈に剋す「偏官」ですから、身が強い(つまり比肩が強い)タイプでないと、全てにおいて自分がやられちゃいます。そうなると体は確実に弱くなるし、何でもかんでもうまく行かない事を人のせいにするか、自分を責めるか、そういう人生になります。
ただね、身弱であったとしても、「印星」があれば凶作用というのは大分マシになるかと思います。
というのも、「偏官」と「比肩」の間の星が「印星」ですから、「偏官」が直接「比肩」に向かうのを避けられます。
だから「偏官」メインの人に「印星」ってかなり助けになる重要な星になってきます。
そして、この「偏官」メインの人で、身弱の方には「財星」ってのはNGです。
「財星」は「偏官」を生む星ですから、「比肩」を剋すパワーがより強くなります。
こういう場合は「印星」が「財星」の代わりになってくれますから、お金が欲しいからといって、無理に「財星」を取り入れようと考えないことですね~。
あと、悪い影響のはというと、命式の中に「偏官」も「正官」もあるというのは良くない作用があると言われております。
これを「官殺混雑」と言いますよね?
男女共に夫婦生活が円満にいかない、こういう意味があると言われております。
でも、そんな場合は、「偏官」が「合」になれば良いですよね。
ある一定の条件はあると思うのですが、昔から「偏官」は「合」を喜ぶと言われております。
逆に「正官」は基本良い星なので、合去してほしくないな~
次は「官星」、「正官」について。
「正官」と言えば、出世、名声、マネージメントの才能の星。
男性では「子供」を表し、女性では「夫」を表します。
努力しただけ、幸運を得る福のある星と言われております。
「正官」というのも確かに自分を剋してくる星にはなるんですけど、陰陽別なのでそんな激しく剋してくるわけじゃないんですよね。
ちょうど、「自制を促してくれる」、そんな感じの作用があるので、本当にありがたい星かと思います。
「偏官」もそうですが、マジで「官星」一個も無いのは、自由気ままの度を超しますからね?ある意味凶暴ですよ?(;^_^A
「正官」は月支に1個だけがいいと言われております。「正官」2つになりますけど、これはこれで良いと言われております。
でもね、「正官」が3つ以上というのは良くないですよ?
自分を剋す力っていうのがすごく強くなってきますからね。
あと、一緒に「偏官」があるというのもよくないですね。
「偏官」のところにも書きましたが、「官殺混雑」といってあまり良い影響は無いのです。
また、こ「正官」は、「食神」や「財星」同様、「刑・沖・破・害」というのを特別嫌います。
この「正官」の位置に「空亡」があると、男性の場合は子供がいないか、子供が力にならないというふうな意味にもとれますし、あと女性の場合は夫がいないか、夫が力にならないというふうな意味にもとれます。
また、この「正官」はですね、「十二運」で言うと「建禄」が一番相性が良くて、「墓」というのがね、ちょっと生命の危機すら危うくなる可能性があるので、命式にパワーが無い方などは、運気にめぐってきた時は特に気をつけなければいけません。
あと、「正官」は「傷官」と、とても相性が悪いです。
女性の場合は「夫」を剋しますし、男女共「仕事」に悪影響が出そう…
でもね、この場合でも「印綬」があれば、この凶作用というのはだいぶマシになるでしょう。
ただ、そうは言っても「印綬」が多すぎるというのは逆にNG。
なぜならば、「正官」の良いパワーっていうのが「印綬」に漏れすぎてしまうからです。
ただ、その場合も「財星」があれば、この「正官」にパワーがついて、大きな「凶作用」っていうのは免れる可能性が高いでしょう!
それに、「正官」メインの命式に「財星」があるのは「財官双全」と言って、「財にも名声にも恵まれる」という、貴命な命式になるでしょうから、やはり「正官」には「財星」が欲しいところですね(^^)
次は「印星」、「偏印」について。
「偏印」の別名を「倒食」とを言いますよね?
そうです、それは最も得がある、福があると言われている「食神」を剋す星が「偏印」だから、そういうふうに呼ばれております。
まあ、そんな感じでね、あまり好かれる星ではないんだけど、これもまたバランスではあるので、一概に嫌うのはやめてあげましょう(;^_^A
あと、「月支元命」にある「偏印」っていうのは強ければ「印綬」のような良い働きをすると言われています。
なので、この「月支元命・偏印」の方というのは、抜群に頭が良いんすね。
なんだけど、その頭の良さも、自分の為にしか使わない。
つまり、「自分を可愛がり過ぎる」、そういう傾向にあるかと思います。
こうなってくると、自然と人との「円満」には欠けてくるのは想像つきますよね?
あと、この「偏印」の方っていうのはオタク気質なので、自分の好きなことには最初すっごい熱中するんですよ。
熱中するんだけど、飽き性っていうのも大きな特徴。
持続性が基本ないんですね(;^_^A
ただ、その場合でも身旺の方というのは、この「持続性」っていうのがある方になる可能性がありますので、印旺の方は絶対的に身旺の方がその「頭の良さ」が表に出るかと思います。
そんなわけで、身弱の「偏印」強めな方はどうしても怠け者になりやすいし、お金にも縁遠くなりがちですから、「自星の強化=自立」を必要以上に心掛けないといけません。
まあ、このタイプの方にはなかなか難しいとは思うんですけどね(;^_^A
また、最初に説明しましたが、「剋す側」とはいえ、この「偏印」は「食神」と相性が悪いのです。
では、「偏印」メインに命式に「食神」がある場合はいったいうどうなるか?っていうと、「食べ物」に関してちょっと「難」が出てくる可能性があります。
この場合は、例えば、食べ過ぎとか食あたりとか偏食とか、軽く言ったらそんな感じで、重くいえば「拒食症」あたりでしょうか?
このあたりは、免れきれない「宿命」じみたものがあるように思います…(-_-;)
そもそも「偏印」は「病」と縁が深いもの。
体の弱い人も多いですし、健康には十分気をつけなければいけません。
また、性格面で言うと、最初にも言いましたけど、「月支元命・偏印」の人、あるいは命式で「偏印」が強い人というのは、利己的で自分を高く評価してるところがあるので、他人との協力性に欠けるところがあります。
だけど、そういう部分をちゃんと受け入れて、改善しようと頑張れば、すれば「大成功を収める星」とも言われています。それくらい元はポテンシャル高めな星なんですよね。
悪い意味ばかり述べてしまいましたが、それを忘れてはいけませんネ。
「月支元命・偏印」の人や「偏印」強めの人には「偏財」が良いと思います。
「正財」でも良いんだけど、直接「偏印」を剋してくれる「偏財」が一番良いと思います。
あるいは「偏印」が「合」してくれると良いですね。
そうすると、この「偏印」の悪い作用というのは、だいぶ和らいでくるかと思います。
また、身弱の方の「月支元命・偏印」の部分に「刑・沖」があるにはやはりNG。
さらに「財」に縁がなかったりとか、健康上の問題が常に出てきます。
あと、命式に「偏印」も「印綬」もある「印星混雑(印星混濁)」というのもあまり良い作用をしません。
この「印星混雑」の方っていうのは、一つの仕事に専念するのが難しいと言われており、どっちつかずで悩みが多いという意味になります。
でもねえ、これはけっこうな高確率で「二つ仕事することになる」んですよね。
だからもう、いっそ諦めちゃったほうが良いとも言われてます。
その方が精神的に楽かもと(;^_^A
「宿命」に逆らいすぎるのも疲れるしネ(;´Д`)
また、この「偏印」が多いと親御様とも縁が薄くなるし、お子様との縁も薄くなると言われております。
「偏印」には「印綬」のような「両親」を意味する傾向はさほど無いですからネ…
まあ、このあたり、若いうちは孤独だろうが何だろうが別に気にしなきゃ良いんだけど、晩年に孤独になるというのは寂しいものですよね?
だからこの「印星大過」という方はちょっと今のうちから「人に対しての思いやり」を持つように心がけた方がよろしいかと思います。
頭の良さは自分を保護するものだけに使うのではなくて、皆の為に使いましょう(^^)/
次は「印星」、「印綬」について
「印綬」はインプットの星と言われ、秀才で学業優秀、豊かな生活に恵まれるという意味があります。
あと、「母親」の星ですよね、それは皆さん知ってると思うんですけど、実は母親だけじゃなくて、「両親」を意味する場合もが多いです。
特に年柱にあれば「両親」を意味する場合がほとんど。
このあたり、「母子家庭?」と間違いやすいのでお気をつけて…
私はしょっちゅう間違えます(;^_^A
「月支元命・印綬」の方というのは基本的には頭が良くて、優しくて、礼儀正しい方になります。
あと、とっても利口なのも特徴ですよね。
だから道を踏み外すような真似は基本しないですし、ということは人生が波乱になるということも少ないということです。
そういう生き方を好んでする方になります。
まあそんな感じなので、この「印綬」も、とても良い星と言われておりますが、それでもやっぱり多すぎるというのは良くありません。
男の人は「印綬」が多いと子供がいないか、子どもと縁が薄くなる傾向にあります。
相性で言うと、「印綬」には、やはり「正官」がいいですよね。
「官印双全」と言って周りが結構持ち上げてくれる傾向にあるんですよ。
そういう強運があります。
あと「正財」もいいですよね。
特に「印綬」が多い方っていうのは「正財」が一番かと思います。
相性の悪さで言うと、「印星混雑」と言って、「印綬」と「偏印」が同じ命式にあるというのは、あまり良い作用はありません。←「偏印」のところで説明したので、影響はそちらを見てください。
あと、やっぱり「印綬」も良い星の一つとされているので、「刑沖破害」っていうのを嫌います。
あと、「空亡」というのもやはり良くありません。
「印綬」が「空亡」すると「親に力が無い」という意味があるので、人によっては若いうちから苦労するかもしれません。
あと、「十二運」の「死・絶」というのも、「印綬」の柱にあると「発達しにくい」と言われております。
このあたり、「自星(比劫)」の強さによって、人生は大きく変わってくるかと思います。
でも「自星」は自分で費やす事が可能ですから!
上記のパターンで良くない影響があったとしても、けして諦めないでくださいね。
そして、「偏印」のところでも説明しましたが、一般的に「印星」が多い命式の方というのは孤独になりやすいと言われております。
もちろん、「印綬」の方も例外ではありません。
なので、晩年は孤独にならないように今から何かと周りとの仲を円満にするように心がけたり、孤独に逃げたりしないように(たまには良いのでしょうが)気をつけた方がよろしいかと思います。
さて!以上になります。
いかがでしたでしょうか?
前記事も含め、分かりやすいかな~と思って
通変星を色分けしてみたけど、どうだったかな?
けっこ~苦労したよw
あ、もしやこの記事を読んでガッカリされる方もいらっしゃるかもしれませんネ?
あ~私ってそうなんだー、だから運が悪いんだーみたいな?
でもね、周りも結構そうですよ?
多くの方が、どこか大過してたり、不足してたりするのが、わりと普通。
まあ、確かに中にはバランスが良い方もいらっしゃいますが、そこまで一般的ではない。
なもんで、現在、活躍してる方々の大半は「偏ってる」方々です。
だから安心してください。
それでもって、「偏ってるから」、「悪い星があるから」、「運が助けてくれないから」、と命式のせいにばかりしないこと。したとしても、そこからは何も生まれません。
それに、改善する方法はあります。
でも、ぶっちゃけ、キツイ面やなかなか実行できない面は確かにあります。
でもね、このブログでも何度も言ってますが、最初から「楽」なものに効果は無いものです。
特に、「五行改善法」の中でも、効果が表れやすい「マインド」の強制と「体質改善」は人によっては厳しいものでしょう。なんてったって、生活を変えるんですからネ。
そうそう、そのラインで言うとこの話した事あったかな?
あのね、実在する霊能者さんをモデルにした漫画の中に「塩舐め除霊法」というのがあって、確か六時間ごとに塩を舐めて、コップ一杯の水を飲み切るって方法でして、その塩をしょっぱいし、めんどくさいからってコップの水と混ぜて飲んで「まったく効かない」と文句を言う女性に、その霊能者さんは「塩をちゃんとしょっぱいと感じないと意味が無い」と返答しました。
つまり、ちゃんと「キツイ」と思わないと、効果が無いって事ですよ。
これって「筋肉」作る方法にも似てないか…?
だからキツイと思う事もプロセス的に大事って事。
例えば「あ、私、朝ダメなんですよ」とか言う人もいますが、その生活習慣があなたの運気も下げてるんだから、そんな事いわれても、私からすると、どうしようもないというか、そういうところだよ…とも思ったりもするわけです(;´Д`)
実行するのは貴方!
私はどっちでもいいのですから(私は無理矢理人に意見を進めるやり方は好きではありません)、でもね、頑張るって言うなら、影ながら応援します(^^)←私は頑張る方が大好きです。
では…今年もブログの方を読んで頂き、ありがとうございました。
なかなか更新頻度が遅いのは申し訳ないのですが(;^_^A
来年も役立つ情報をお届けしたいと思います。
もうあと数時間しか無いけど(笑)
よいお年を(^^)/!