皆さん、お疲れさまです。
オリーブ金花です。
ずいぶん、お久しぶりでございます(;^_^A
さて今回は、四柱推命で感情のコントロール(セルフコントロール)は可能なのか?という内容について書いていきたいと思います。
というか、これは、四柱推命というか、この問題に関しては「陰陽五行で」と言った方が正しいかな?感情=体ですからね。
さて、セルフコントロールできるのか、できないのか?
結果から言うとできます。
五行の相剋の関係を使えば、ひとまず今かかえてる、その感情ってのは消えます。
それをコントロールっていうのかイマイチ謎だけど…
が、おそらく皆さんが想像してるような、理想的なコントロールの仕方ではないでしょう。
何でもそうなんですけど、急に好転するものって、後にガック―ンと落下するものなのです。
陰陽五行も陰陽のバランスをとろうとしますよね?
つまりそれがこの世の原理と言えます。
だからこそ
即効性があるものは全てにおいてリスクがある
と言える(;´Д`)
え?言い過ぎだって?
いや、それくらいでいいのです。
人間はすぐに、楽に好転を求めがちなので….
自分にも言い聞かせてるのよ、これは(-_-;)
例えて言いましょう。
昼間にお酒飲むと陽気になって、一瞬元気になった気するけど、アルコールが抜ける夕方ぐらいになるとすんごい勢いで体がだるくなったりしませんか?
私だけか?のんべえの私だけか?(;´Д`)
あと、麻薬でもその場は気分良くなるかもしれない、しかし薬が切れた時は激しい疲労感に襲られると聞いたことがあります。
それに、すぐ好きになるものは、すぐに嫌いになる可能性だって高いっていいますよね?
すぐにどうこうしようとするものは、だいたいこんな感じなんですよ。
何というか、「持続性」だって無いし、よけい症状がひどくなるかもしれないんです。
そしてまた、五行に関しても、すぐに何とかしようとするならば、今ある「その感情」に対し、それ以上の「強い感情」で上書きさせる、つまり剋させるのが一番手っ取り早いコントロール方法になります。
つまり、五行の関係図で言うと、とてもイライラして怒っていたとします。
怒りを表すのは五行で言うと「木」です。
この「木」ですが、これを剋すのは「金」ですよね?
金剋木、「金」を表す感情は「悲しみ」です。
そう、悲しめば、怒りはすぐに鎮めることが可能です。
あと、少し細かく言うと、火が付いたように激怒する人は、この木に着火する「火行」を命式に多く持っている人だったりします。
激怒とは、つまり「気」が高上しまくって、興奮状態にあるわけですよね、これをいっきにどうにかするには、「水剋火」で、水の「恐れ」を利用する。
まあ、要は「テンションを地の果てまで下げる」ってわけですよ。
何か、すっごく心臓に悪そうだけど、いっきに下げたいなら、もうこういう方法しかないと思います。
さて、こんな感じではあるんだけど、どうですか?
何か思ってたのと違いますよねえ?
みんな、怒りの代わりに悲しみたいわけじゃないし、興奮の代わりにテンション下げたいわけじゃないもんね?
このあたり、確かにある一種の効果はあるんだけど、結構、体に影響が出てきます。
まず、あんまりハッピーでもないし…(-_-;)
じゃあ、どうすればいいか?
そこは、やはり五行は「中庸」を目指しますから、間を狙うのが一番でしょう。
例えば、怒りんぼさんなら、怒りがちょっとマシになるくらいを目指す。
それを繰り返してくるうちに、しばらくすると、だいぶマシになってきてる自分に気づくかと。
そして、そういう(怒りんぼさんの)性質にも改善が見られてきます。
まあ、このあたり、漢方薬と同じようなものと想像して頂けると分かりやすいかも。
とはいえ、そんな「施術中」の時でも、ドカンと感情の波が来ることもあるでしょう。
でも、運気は常に変わってるわけだし、私達の体も日々変化するわけだから….
たまには仕方なくないっすか?(;´Д`)
そういう時は、こんなこともあるんだなあ~と記憶にとどめておきましょう。
これも訓練です。
失敗も訓練の一連です。
人間はそんなに弱くもないけど、完璧でもないのです。
それに、失敗は「経験」なわけだから。
これから頭の中で「こんなこともあるかもしれない」っていうシミュレーションもリアルにできるわけだしね。
あらゆる感情の波に備える、そして「覚悟」する。
これこそが、「感情のコントロール」の第一歩のように感じます。
大丈夫…短所だと気づいた時点で、半分くらいはセルフコントロールが成功してますよ。
まあ!ここは焦らず、長期戦でいきましょう。
こういう努力は無駄にはなりません!
さて、即効性を求めないのであれば、感情以外の五行グッズで対応できると思います。
※この場合は五行の「相剋」関係を利用しても問題ありませんよ!
グッズも色々ありますけど、一番代表的なのが、「色」です。
例えば、イライラしてたら、「金剋木」で、金である「白色」の服を着る。興奮状態であれば、水剋火で、黒色の服を着る。
たぶん、カラーセラピーもこれと同じような感じですよね?
やったことないから、よく知らないが(;’∀’)
この色のポイントは、ずっと目に入るものにした方がいいです。
目立って目に入るもの。
例えば、キーホルダーに感情を抑える白色を利用したって、鞄の中に隠れていたら、多少五行の恩恵があったとしても、感情を動かすほどの効果は期待できないように感じませんか?
だって、「目に入ってない」んだもの。
そりゃそうですよね。
目に入る「喜神の色」、是非、身につけてみてくださいね(^^)/
あと、グッズ以外だと・・・、悩みすぎて頭がこうアーっとグチャグチャなってる場合に効果的なのは、「体を動かす事」です。
まあ、これは心療内科でも言われてるますしね(^^)
アレコレ考えると、余計な事まで考えます。
そして最悪、自暴自棄になってしまう。
だからね、一回走り続けている思考回路をストップさせないといけません。
そしたら、嫌でも「考えの暴走」は止まり、そのうち頭の中がクリアになってきます。
体を動かしている時ってのは、一時的に思考をストップできてるそうです。
たぶん、呼吸法とかもそうじゃないのかな?(あれも「金」だし)
だから推進されているんですね(^^)
スポーツは五行では「金」を表します。
頭や精神は「木」を表しますよね、なので「金剋木」を活用できますし
考えこむのは「土」ともいえますので、「土」から「金」に流すこともできますし
躁鬱的なのは「火」にあたるので、「金」で火の熱を冷ますこともできます。
なんせ、五行でも、考えこむのに「金行」ってのは万能ということですね。
とはいえ、「金」はスポーツ以外にも「薬」や「麻薬」も表します。
確かに、これらは思い悩んでるのに有効と言えるかもしれませんが、どれを選ぶかで人生は大きく変わってきます。
とはいえ、心身の症状によってお医者さんの薬を使わざるおえない場合もあるかもしれませんし、徐々に薬を弱くして、最後には無くしてスポーツできるようになると理想的ですね。
さあて、私もですね…命式のバランスが崩れてるので、昔からセルフコントロールが超下手くそなんですよ。
「過旺の火」の私の場合、「怒りやすい」のは家族のみで、あとは「動揺する」のが多い。
つまり少々パニック持ちなんですよ(;^_^A
だからむっちゃ勉強しました。
むっちゃ調べました。
陰陽五行もそうですが、それこそスピリチュアルと呼ばれるものまで。
そこで思うんですけど、私達って、なかなか「捨てれないもの」って多くありますよね?
例えば、自分の気持ちも尊重したい、相手にもわかってほしい、こっちにもよく思われたいし、あっちにも自分のことをもっと分かってほしい…などなど。
でも、そうそう全てはうまくいかないよね。
だって、持てる荷物の容量は決まってるから。
自分のそばに置いておけるものって案外少ないんですよ。
だからアレもコレもって無理なんです。
「感情」もいっしょかなァと思うんです。
持てる荷物が決まってるならば、攻撃してくる人や、くだらない意見なども入れますか?
入れませんよね?
その上でね、じゃあその選んだ荷物をうまく半分づつ分けましょ?
どうしても、自分を責めることがあっても、不安になることがあっても、ムカツクことがあっても、ソレ、半分ぐらいに抑えませんか?
半分はどうぞ、体が赴くままに。
でも、半分は我慢しましょ?
しょせん、半分です。
半分ならできそうな気がしませんか?
他人との関係で、これは絶対ゆずれない!ってものがあったとしても
半分は相手の事を考える。
半分でいいのですよ。
半分は考えてあげてもいいんじゃないかな?
これまた、不思議なことにこの「半分」を心掛けると、自分の気持ちで頭一杯になることが減りました。
エゴがとれたともいうか…
そして、これもいわゆる「中庸」ということなんだと、最近気づきました。
そのことに気づいてからは、だいぶ楽に「感情のコントロール」できるようになったような気がします。
そりゃ、たまにはイライラしますけどね?(笑)
更年期ですし…(;´Д`)
でも、半分だけ抑えればいいだけなんで。
「何でも半分」
案外簡単ですよ
なんせタダだし、やってみましょうよ(^^)