四柱推命
四柱推命

五行説ってなあに?では簡単に説明します!

こんにちは、お疲れさまです、オリーブです(^^)

 

四柱推命は「陰陽五行説」から来ているのはご存じのとおり。

前回の「陰陽説」に続いて、今回は「五行説」

 

「五行説」に関しては、以下の記事でも書いてますが、もう一度。

陰陽五行とは?
四柱推命は「陰陽五行説」を基盤に、その人の体質や才能、運気などを図る占術です。 この「陰陽五行説」の説明を致します。 陰陽五行説(説は思想とも言う)とは古代中国の陰陽思想と紀元前2000年頃に生まれた五行思想が合わさって誕生した自然哲学の思...

「五行説」「陰陽説」と同じで、古代中国が発祥ですが、こちらは「陰陽説」よりもだいぶ歴史は浅くなります。(それでも十分古いが)

 

「陰陽説」が宇宙の原理だったのに対し、「五行説」はどちらかといえば私たちが住んでるこの自然界にスポットをあてて考えられてるような思想に感じます。

 

さて、この「五行説」

 

万物は五種類の元素でできており、それらが互いに影響を与えながら循環しているという思想です。

 

この五種類というのは・水」

 

私たちの身の回りのものも、私たち自身も全て五行で表すことができます

 

東洋医学や漢方の世界では、「陰陽説」もそうですが、「五行説」に重点をおいて診療しています。

 

陰陽と同じで、この五行も「バランス」と「循環」重視です。

 

これらがかたよった時に、天地の変異・災難・人事などの吉凶が現れるといわれています。

 

滞りには、主に「相生(そうしょう)」「相剋(そうこく)」の関係を利用し、問題を改善させます。

 

まずは「相生(そうしょう)」
五行にパワーを与えてくれます。
五行が弱い時に促進してくれる関係です。

 

木生火(もくしょうか)…木は燃えて火を生む。
火生土(かしょうど)…物が燃えればあとには灰が残り、灰は土に還る。
土生金(どしょうきん/どしょうごん)…鉱物・金属の多くは土の中にあり、土を掘ることによってその金属を得ることができる。
金生水(きんしょうすい/ごんしょうすい)…金属の表面には凝結により水が生じる。
水生木(すいしょうもく)…木は水によって養われ、水がなければ木は枯れてしまう。


そして「相剋(そうこく)」
抑制する、やっつける関係。
強すぎる五行を抑える為にこの関係を利用します。

木剋土(もっこくど)…木は根を地中に張って土を締め付け、養分を吸い取って土地を痩せさせる。
土剋水(どこくすい)…土は水を濁す。また、土は水を吸い取り、常にあふれようとする水を堤防や土塁等でせき止める。
水剋火(すいこくか)…水は火を消し止める。
火剋金(かこくきん/かこくごん)…火は金属を熔かす。
金剋木(きんこくもく/ごんこくもく)…金属製の斧や鋸は木を傷つけ、切り倒す。

他には同じ五行が重なる「比和(ひわ)」や相剋と逆の関係になる「反剋(はんこく)」などもあります。
場合によってはそれらの関係も利用する場合もあります。


さて、具体的にはどうこの関係らを利用していけばいいのかと言うことですが、例えば・・・肝臓が弱ってたとします。

肝臓は五行の言うところの「木」ですよね。

「弱る」→「剋される」(中には多すぎて弱るという事もあるので一概に言えないが)ということなので、その場合「相剋」の関係の「」で、「」に着目します。

例えば「アルコール」は「」や「水」にあたるので、アルコールを消化できないほど飲みすぎてないか?とか、五行を「味」別に分けると、「」は「辛」になるので、辛いスパイス系のものをとりすぎてないか?など、生活を見直してみて、改善を心掛けます。

 

病院では患者の環境等の聞き込みや触診をするので、より詳しい判断もでき、漢方等の処方もしてくれるので、症状がひどいようであれば、病院に行くのが一番ですが、まず事前に自己チェックできれば便利ですよね。
五行を知っていればそういう自己チェックが可能になります。
(四柱推命ならば自分自身の五行と良い・悪い五行をだすことが可能です)

 

そんな感じで「五行」は、私たちの日々の生活で、とても密着した役立つアイテムかと思います

 

でもだいたい、苦手なのは自身が持ってない五行だったりするんですよね。
(私が運動が苦手なように・・・)

 

それが必要でもなかなか難しいところです。
そんな場合は、その五行の色やグッズなどを身につけてみたり、その五行にあたる場所にいってみるのも効果的です。

 

即効性を求めるならば、方位が効果的です!

 

知っておくと「五行」は、より私たちの生活に身近に役立ててくれるでしょう(^^)

 

以上で五行の説明は終わります。

占い処 十二風花(じゅうにふうか)