お疲れさまです、オリーブです。
四柱推命の鑑定やおしゃべりの中でよく質問される「身が強いとか身が弱いの謎」。
これ、いわゆる「身旺・身弱」と言われるものなのですが、四柱推命の鑑定では、切っては切れない最も重要なところなので、ご説明します。
いやいや
説明が遅かったぐらいですよね～
すいません～(;’∀’)
ざくっと言えば
「持って生まれたエネルギーが強いかどうか」って事なんですよ。
色々判断する計算式はあるんだけど、個人的には「月令を得ているということ」という事が最も重要と思っており、つまりそれは「自分が何の十干で、どの季節に生まれたか」という事であります。
このあたりは（一応分かりやすく）YouTubeでも話してるんだけど、いわば「季節の助けがあるかどうか」って事なんですよね。
例えば、私の場合、自身を表すメインの五行が「火の陰」である「丁」です。
で、生まれた季節は「6月」なんで、旧暦の上では「夏まっさかり」、そう五行は「火」です。
自分と同じ五行の「火」になるので、自分を強めてくれることになります。
だから、私は「身が強い（身旺）」になります。
が、しかし、元々火の陰はそこまで強い十干ではないですからね、身旺といっても陽の人ほどの威力はないですなあ～
ちなみに、このあたりのバランスの見方は、流派によって違いがあるらしいですが、基本的には「窮通宝鑑」どおりで観るのがシンプルかと思っております。
私は生まれた季節をまずは重視して判断していきます。
こんな感じで季節のパワーって威力がありますが、四柱推命の世界ではパワーが強くなる条件があっちこっちにあるので、季節の助けがないからといって必ず「身弱」になるわけではありません。
とはいえ、私は、強くなる条件がそろっても季節の助けがなかったら「身中」あたりで留めるかな～他の占い師さんは知らんですけど…(;^_^A
そしてこの「身旺・身弱」をとらない鑑定法もあるらしいですが、私の鑑定では相手に伝えるかどうかは別にして、かならず判断します。
そうそう「身中」というのもありますね。中間あたり。
なんだかんだと、こういう人が一番、一生を通して安定しています。
ほら、陰陽五行って「中庸」がベストで、それが対策法ですから。
なわけなので、もちろん「強い＝良い」というわけではありません、バランスが崩れてますので(;^_^A
それって、「浮き沈みのない人生？」って思われるかもしれませんが、ま～命式がいくら身中でも、巡ってくる人生には多少は波があるわけで、なかなかずっと平穏って人はあまりいないと思いますよ。
でも極たまにいる。ず～る～い～みたいなｗ(´Д｀)
さて・・・
とりあえず、比較的安定してる「身中」はおいといて。
バランスが崩れた「身旺」「身弱」については
昔々は「身弱」よりも「身旺」がいいと言われておりました。
身旺の人は表通りに暮らし、身弱の人は奥まった場所で暮らすとも伝えられていた時代があったとも(;^_^A
んなアホなｗ
今でも、特にベテランの占い師さんは身弱より身旺を「良い」としてますね。
これはなぜかと言うと、身弱の方は、やはり運気に流されてしまいがちだからではないでしょうか。
悪い運気に入ると極端に心身に影響がでてしまうのも「身弱」の方だと思います。
が、しかし、人にも社会にも染まれる能力があり、社会的に発展する方は「身弱」の方だと私は感じています。
例えば、芸能人でも売れてる芸能人は身弱な方が多いです。
運営側からするとプロデュースしやすいんでしょうね。
あとファンも集まりやすい傾向にある。
そのファンの「気」をもらって、さらに飛躍する事も可能なのが「身弱」の人です。
ある意味、スポンジみたいなところがあるんですねえ～。
まあ逆に「悪い気」も吸い取ってしまうところもあるのがネックですが。
だから身弱の方に案外気が強い方が多いってのも納得なんですよ。
そうしておかないと、倒れてしまいそうになるんでしょうね。
そして、確かに「身旺」、特に「陽干」の人はそのあたりも弾きとばしてしまえるほど強い。
何かあっても、立ちあがるだけのパワーが「元々、生まれた時から備わっている」とも言えます。
がしかし、こんな強い人、普通の人ではなかなか扱えません。
よって社会では、なじみずらいと思います。
会社員の人は厳しいだろうな～(;^_^A
あとなぜか波乱ぎみなんですよ、運勢が。
やっかいごとも舞い込んでくるのも身旺の方。
お前それくらい抱えられるだろうと、天から試練を与えられるのも身旺。
目立つからイジメに合いやすいのも身旺。
だからといってそれがトラウマにならないのも身旺だが…
人とのぶつかり合いが多いのも身旺。
あ、強い印星があれば、親をみることになるのも身旺かもね(-_-;)
さあ、どうですか？
身旺も結構しんどそうでしょ（笑）
なので実際のとこ、人生の成功を手に入れる上では、身旺がいいか、身弱がいいかなんてマジで「どっちもどっちかなあ」と思います。
ぶっちゃけていえば、それよりも巡ってくる一生の運気のが重要になってくるので、まずは自身の身の強さ具合を把握してから、運気事に五行対策をしていくのがベストかと思います、ハイ(^^)
