11月は亥月
温暖化で年々気温は高くなっていますが、亥月は冬月になります
令和3年11月の節入は11月7日 二十四節季では「立冬(りっとう)」
そして11月22日は「小雪(しょうせつ)」
立冬で冬の気配を感じるようになり、
小雪は寒くなって雨が雪になる
蔵干は地支の中にある十干のことで
蔵の中に眠っている十干ということで蔵干と呼ばれています
亥の蔵干は(戊)・甲・壬
(戊)は水に侵食されて機能しませんが、季節の流れをお伝えしたいので、
あえて加えました
以前は意味も考えずに地支の中にある蔵干を覚えることに懸命でしたが、
季節と蔵干の調和を知った時に
これが季節をめぐることで、時は絶え間なく流れている、
と思うと胸が熱くなりました
冬月
亥(11月) 蔵干 (戊)→甲→壬
子(12月) 蔵干 壬→癸
丑(1月) 蔵干 癸→辛→己
亥の本蔵「壬」から子の初蔵「壬」に流れ
子の本蔵「癸」から丑の初蔵「癸」に流れ
亥、子、丑で北方合になる
春月
寅(2月) 蔵干 戊→丙→甲
卯(3月) 蔵干 甲→乙
辰(4月) 蔵干 乙→癸→戊
丑の本蔵「己(土)」から寅の初蔵「戊(土)」に流れ
寅の本蔵「甲」から卯の初蔵「甲」に流れ
卯の本蔵「乙」から辰の初蔵「乙」に流れ
寅、卯、辰で東方合になる
夏月
巳(5月) 蔵干 戊→庚→丙
午(6月) 蔵干 丙→己→丁
未(7月) 蔵干 丁→乙→己
辰の本蔵「戊」から巳の初蔵「戊」に流れ
巳の本蔵「丙」から午の初蔵「丙」に流れ
午の本蔵「丁」から未の初蔵「丁」に流れ
巳、午、未で南方合になる
秋月
申(8月) 蔵干 戊→壬→庚
酉(9月) 蔵干 庚→辛
戌(10月) 蔵肝 辛→丁→戊
未の本蔵「己(土)」から申の初蔵「戊(土)」に流れ
申の本蔵「庚」から酉の初蔵「庚」に流れ
酉の本蔵「辛」から戌の初蔵「辛」に流れ
戌の本蔵「戊」から亥の初蔵「戊」に流れ
申、酉、戌で西方合になる
流派によって蔵干の考え方は様々ですが、
蔵干にも春夏秋冬 四季の営みがあり、止まることなく時が流れている
その時を、今を、大切にしたいですし、
推命において蔵干を考慮することが重要になります